ラベル 道路 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 道路 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023/06/06

実録!歩道橋補修設計の現地調査

 

■歩道橋の補修設計

 街を歩いていると目にすることがある横断歩道橋ですが、よく、塗装が劣化していて錆付いている様子を見たことないでしょうか。その際、「塗装し直せばいいのに」「危なくないのか」など感じることもあるかもしれません。私たちコンサルタントはそんな状態の横断歩道橋の補修設計も行っています。今回は補修設計を行う為に、現地でどの様な調査を行っているのかを実例を元に紹介します。


■歩道橋の表も裏も!

横断歩道橋の点検といっても普段歩いている部分を見て回るだけでは実際の状態は分かりません。点検を行うのは普段歩いているときに見えない部分である歩道橋の裏側も含めて行います。そのため、道路の一部を規制して高所作業車を使い、歩道橋の裏側を点検します。裏側を確認すると同時に路面のある上側でも歩道橋の図面を作成する為の寸法を測ります。

これらの作業で集めたデータが図面に反映される為、この点検業務は非常に重要な作業となります。


■損傷箇所の確認・補修提案

 実際に点検して確認できた損傷を一部紹介します。歩道橋に設置されている排水管なのですが、腐食が進行してしまい孔が空いている状態です。こうしたものを取り換える、補修する為の点検が今回の現地調査の意味となります。この結果を踏まえて補修の方法や材質を提案するというのが補修設計の流れとなっています。


■安全・安心な100年間を目指して!

今回ご紹介した歩道橋の点検と補修設計は、共用100年を目標に構造物が残るよう・事故が起こらないようにする重要な仕事です。

街の中にある横断歩道橋に限らず、さまざまな構造物はこういった点検や補修設計、補修工事によって維持されています。中々見る機会がないと思いますがこういった現場を見たときは街がよくなっていくなと思いながら見て頂ければ幸いです。




2022/08/22

■試掘とは

■試掘とは?

日常生活の中で、「試掘」という単語を耳にする機会はなかなか無いと思います。

私も入社するまでは実際にどのようなことを行うのか知りませんでした。

今回はその「試掘」について紹介したいと思います。


■まず、「地下埋設物」とは?

「試掘」の紹介をするにあたり、まず「地下埋設物」について説明します。

地面の下に埋まっている様々な物の事を「地下埋設物」と呼びます。

地下埋設物の代表例は、上下水道管やガス管・電気ケーブル等があります。

これらの地下埋設物は何がどこに埋まっているのかを把握する為

「図面」の形で管理されています。

地下埋設物の写真

■試掘について

図面通りに地下埋設物が埋まっているかの確認を行う為、現場の地面を掘る事を「試掘」と呼びます。試掘を行う事により、実際の位置や深さ等を確かめる事が出来ます。


■もしも試掘を行わないと…

試掘を行わないまま工事作業を行ってしまい、誤って地下埋設管を損傷してしまうと

辺り一帯に停電・断水等の大きな被害が発生してしまいます。

その場合の損害賠償金額は数百万円から数千万円と言われています。

地下埋設管破壊事例

■まとめ

前述した様な事故を防ぐ為、工事対象地域の図面を入手し、

どの場所に何が埋まっているかの把握を行った上で更に試掘によって詳細な深さ等を確認します。

工事を行うにあたり、試掘は非常に重要な作業の一つとなっています。


【原稿作成:水工環境部、編集:広報委員会】




2021/06/03

写真を使ったコンサルタント業務(道路編)

 


 近年の画像解析技術には目を見張るものがあります。例えば、ドローンを使った測量においても画像解析が活躍しています。具体的には、2Dの写真を使って3Dの立体的な画像を作成することも可能となっています。
 今回の業務では、道路のひび割れを画像解析し、分析するということを行いました。
 今まで道路のひび割れ等は、目で見て個々人の感覚でひび割れ具合を調査していました。しかし、これでは調査する人の感覚によって個人差が生まれてしまい、一定の評価が難しいという問題がありました。ここで登場したのが、画像解析です。一定の条件を与えて解析することにより、定量的な判断が可能になる為、この方法を用いた分析を行いました。




 では、実際にどのようにして画像を取得するのかを解説します。
 道路の状況を計測する専用の車もあるのですが、コストが高く、簡単に導入することは困難です。そこで、市販されているものを組み合わせ、動画撮影を行い、そこから画像を取得する方法を行います。よくテレビなどで採用されているコンパクトで高画質なアクションカムを車の天井後方に固定し動画を撮影します。更に、予備のモバイルバッテリーを接続することで撮影時間を延長します。カメラは、スマホとWi-Fi接続を行うことで車内から制御することが出来ます。



 画像分析を行った結果が上記の写真となります。今回は分かりやすい写真をピックアップしました。ひび割れ部分が水色の線でなぞられていることが確認できます。今回の方法では、奥行き3m範囲の分析を行い、その中で全体の何割がひび割れているのかを判明させることで、路線の「ひび割れ率」を取得する事が出来ます。


実際の舗装はどのような速度で傷んでいくのか、それをグラフ化したものが上記の表となります。1日の車の走行台数によって痛み具合に差があるのは当然ですが、舗装してから10~15年間はあまりひび割れが進行しないことを確認出来ます。しかし、それ以降は加速度的にひび割れ率が上昇します。




取得したひび割れ率と、先ほどのグラフを合わせることで、今後のひび割れ率の進行具合を求めることができます。上記の表は各路線の100m間隔のひび割れ率を一覧表にし、数値ごとに重要度を決定し着色したものです。赤枠は補修が必要な部分を示しています。このように、ひび割れ率の進行具合を推測し、将来の補修計画に活用します。

 「ひび割れ」の補修に限らず、私達が普段利用している道路、橋、トンネル等の社会インフラはメンテナンスの時代を迎えています。今後、コストパフォーマンスに優れた調査方法が求められる中で、今回の調査方法もその優れた方法の一つであると思います。これからの時代に即した、優れた調査方法を積極的に採用し活用して参ります。

【原稿作成:計画設計部 編集:広報委員会】



2019/10/16

文系でも橋は造れる!


↑大阪市阿倍野区桃ヶ池公園内

私は現在入社3年目で、主に道路や橋梁などの公共構造物の設計を行っています。道路や橋梁の設計と言われてもあまりピンとこないと思いますが、例えば橋梁の設計では新しく架ける橋の検討したり、傷んだ橋を長く持たせるためにどんな補修をしたら良いかなどを考えます。ただし、市町村などの自治体が発注者であるため、コストを抑えることや周辺の環境など様々な視点から検討して提案していかなければなりません。それがコンサルティングでありこの仕事のおもしろいところでもあります。私自身、文系の学科出身で土木の知識はこの会社に入社してから学んでいったため、構造力学や水理学などはほぼ素人でした。最初の頃は土木用語もほとんどわかりませんでしたが、仕事を覚えていくにつれ自分が考えたものが形になっていくことがとてもおもしろく感じるようになりました。入社1年目に設計した小さな橋も今では工事が終わり、出来上がった橋を見たときには、「これは自分が考えて造ったんだ!!」と誇らしい気持ちになりました。
そんな素人の私でも仕事を続けて行けるような環境が当社にはあると思います。技術的な面はいつでも私が分かるまで教えていただける体制が整っていますし、勉強会の開催や講習会への参加など意欲的に技術力の向上を行っています。また、定期的に社員旅行や飲み会など社員のリフレッシュを目的としたイベントもあり、楽しく仕事ができています。

  
 

2019/09/18

工法のいろいろ

 
 
その辺の橋や道路の構造を見ていても種類がたくさんあるのがわかります。
奇抜な見た目の構造物は工法も独特で、そんな工法あり?とつっこんでしまいたくなるものも多いです。
最近業務で登場したポンツーン工法は、上部を別に陸で作りその後船台に乗せて運び下部の上に乗せて完成させる作り方でした。

 


先日、以前当社で設計したグランドアンカー土留め壁工法の施工実績を確認するため、奈良の山奥にいきました。
グランドアンカー土留め壁は斜面を切ってコンクリートで壁を作り、アンカーを斜めに打ち斜面と定着させて出来上がります。大掛かりに山を切り開かなくても、橋脚の足場の面積を切るだけで橋が建てられます。計画当初は結構画期的な工法だったらしいです。今ではよく見かける工法ですが、約20年前に当社が奈良で初めて設計し、それからだんだんと普及していった背景があります。
現場に実績調査に行くと、今も山奥で健全な状態で建っていました。
 
 
 
こんな山の中でさえいろいろ工法を工夫して橋は建てられます。
山の斜面に沿ってどんどん道路が造られ、山からキノコが生えているような感覚で橋脚が何本も建っています。
写真の端に見えていますが、洗濯ばさみのような形の橋もありました。実際にこの橋を通ってみると、洗濯ばさみの上部分しか見えずそこが外側に向かって反っているように見えるので、倒れていきそうな不思議な感覚になりました。高さがある分とても怖いです。
 
観光地のこの構造物はこういう工法で作られたんだな、近所にある橋や道路はこの形式で作られているな、とそんな見方も楽しいと思います。
いろいろな構造物があり、たくさん工法があるのは、人間が環境に合わせて暮らしを豊かにしようとしてきた証だと思います。土木ってよく考えられていて、奥が深いなぁと思う今日この頃です。
当社は社会普及整備や災害にも対応しています。
 
【原稿作成:計画設計部、編集:広報委員会】
 

2017/08/10

道の日

明日8/11は国民の祝日「#山の日」ですね。
ちなみに今日8/10は「#道の日」というのをみなさんご存知でしたでしょうか?
私たちの日々の生活に欠かすことのできない「#道路」その意義・重要性について、国民に関心をもってもらうために国土交通省によって定められたものです。
◆道の日(国土交通省) http://bit.ly/2vGDOmB
◆道をつくる(当社実績) http://bit.ly/2uqAT1s




2015/04/01

手原川堤防道路の完成披露セレモニー

広報委員会です。
桜の季節となりました。
先月2/26に京田辺市水辺の散策路事業における手原川堤防道路の完成披露セレモニーが開催され、広報委員会でも記事として取り上げました。
京田辺市には桜並木の美しい景観が数多くあり、この手原川沿いもその景観の1つとなっています。
昨日時点では残念ながら桜満開ではありませんでしたが、咲いている桜もありましたので、弊社が実施設計を行った手原川堤防道路と合わせて、再度記事として取り上げたいと思います。
既に桜が満開となっている場所もあると思いますので、是非実際に訪れてみてください。
(広報:大西)




2015/03/03

田辺市内の水辺の散策路

広報委員会です。
京田辺市では、自然の豊かさを身近に感じ、健康で幸せに暮らせるまちづくりを目指し、市民が四季の移ろいを感じながら、散策や健康増進のためのウォーキングを楽しめるよう、市内の水辺のみちを散策路として整備する事業が進められています。
本事業において弊社では、京田辺市より業務委託を受け、京田辺市内の水辺の散策路の全体計画、及びその整備モデル路線として、薪地区の手原川堤防道路の実施設計を行いました。
先日、その手原川堤防道路において、カラーアスファルト舗装や休憩のできるベンチなどの環境整備が完成し、その完成披露セレモニーが開催されました。
あいにくの天気でしたが、市長をはじめ、園児や一休さん、地域住民の方々がセレモニーに参加し、テープカットを行ったあと、整備された散策路を実際にウォーキングしました。
春には手原川沿いの桜並木がきれいな散策路です。この記事をご覧になりご興味を持たれた方は、一度訪れて実際にウォーキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
広報委員会でもその時季に再度記事として取り上げたいと思います。
(広報:大西)