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2024/02/22

日経社歌コンテスト最優秀賞受賞 「夢掘るボーリング」




リンクURLはこちら⇒「夢掘るボーリング」

■日本経済新聞社主催の社歌コンテスト2024 最優秀賞を受賞

 弊社が所属しています一般社団法人 関西地質調査業協会 が制作した採用プロモーションムービー「夢掘るボーリング」が、日経新聞社主催の社歌コンテスト2024で最優秀賞に選ばれました。


応募120社の中から最優秀賞に選ばれました!

■地質調査という仕事

 地質調査の仕事は世間の認知度は低いと思いますが、物を建てる時などに活躍しており、目に見えない地盤情報を得るという重要な役割を担っています。この社歌は地質調査という仕事を多くの人に知ってもらい、ともに働く仲間を増やしたいという思いで作られました。ぜひ一度「夢掘るボーリング」をご覧下さい。

2023/03/14

「縁の下のさらに下」

 ■「縁の下の力持ち」という諺をご存じですか?

広辞苑では、「人に知られないが、陰で努力・苦労すること。また、その人。」とあります。この諺の表す「縁」とは、元々は「椽」という字で、訓読みでは「たるき」と読み、「家の要となる部分を支える頑丈な柱」の事です。

けれども、要を支える椽だけでは家を建てることは出来ません。要以外の場所を支える柱や、それらを更に支える家の土台等も必要です。

つまり、縁の下の力持ちとは、家を支えている椽を見えないところで助けるもの。それを人に例えて使われている言葉なのです。

しかし、その椽の下で支えるものを更に支えているものがあります。それが私たち地盤調査部が調査している「地盤」と言えるでしょう。

今回は「縁の下の力持ち」を更に下から支える「地盤」とそれを調べる「地盤調査」について皆さんに紹介したいと思います。

(地盤調査に欠かせないボーリングマシン。大きな三角錐が目印!!)


■地盤調査ってどんなことをしているの?

地盤を調査する方法は様々ありますが、地盤の強さや地盤状況を把握する主な方法にボーリング調査・SWS試験 (旧:スウェーデン式サウンディング試験)等があります。

ボーリング調査は最も基本的な地盤調査方法で、300kg程ある機械で地面を掘りながら、土の中で試験を行ったり、土の採取を行います。この調査方法では、地盤の支持力を算出する際に必要なN値、砂質土や粘土といった実際の土、支持層までの深度、地下水位等一度の調査で多数の情報が得られます。その為、大規模建築物の設計、防災、土壌汚染調査等の調査の際に用います。

しかしながら、ボーリング調査は通常3m×4m程度の作業面積が必要で、作業に1日~数日を要する等大がかりな調査である為、費用も高くなり住宅等の調査には不向きです。

そこで、SWS試験が使われます。100kg程の機械で行う簡易的な試験である為、費用が安くかつ半日程度で調査でき、ボーリング調査で得られるN値に相応する「換算N値」を算出することができます。ただし、SWS試験は簡易的であるが故に、土の採取が出来ない、ある程度硬い地盤には貫入不能、深度が深くなると精度が低くなる等のデメリットがあります。

地盤調査は目的や環境によって、より適した方法で行います。

(SWS試験で用いるマシン。ボーリングマシンの導入が難しい所でも活躍!!)


■地盤調査ってどのように社会へ貢献しているの?

その答えは多岐にわたります。

冒頭で述べたように、地盤とは「縁の下のさらに下」にあるものであり、全ての基礎であるからです。例えば、地盤を調査しなければ、施設、住宅、橋、道路・・・どんな構造物も安全に作れません。地下水がどこにあるのか。この斜面は安全なのか。果ては地球がどのように出来たのか等々。

地盤調査は都市開発、環境資源、防災、地政学、様々な分野で使われており、人間活動及び自然環境を支える基礎の技術として社会へ貢献しています。


(地盤調査を怠ると災害に繋がる事も・・・)

■地盤調査をしなければ何が起こるの?

様々な災害に繋がる恐れがあります。

例えば1964年の新潟地震による液状化はまだ地盤調査が一般的ではなかったころの失敗例として有名です。また、2021年の大雨と不適切な盛土による熱海市伊豆山土石流災害なども地盤に関する災害としてみなさんの記憶にも新しいのではないでしょうか。

このような大災害の他にも、建物が傾く不同沈下(ピサの斜塔が有名)地震時の影響(地盤が弱い地域は揺れが大きくなる)等様々な災害にも繋がります。

そういった災害を防ぐ為に、地盤を調査しそれぞれの土地の特性を把握して、地盤状況にあった対策を行っておく事が大切なのです。


■「地盤」は基礎の基礎!

「地盤」は目に見えないものであり、普通に生活するうえであまり気にすることのないものではありますが、この記事を読んでいただいて普段の生活の中で自分の住む場所、目に映る景色、自然、それによる災害、様々なものに関わっている基礎の基礎が「地盤」であるという事を、少しでも感じていただければ幸いです。





2022/08/22

■試掘とは

■試掘とは?

日常生活の中で、「試掘」という単語を耳にする機会はなかなか無いと思います。

私も入社するまでは実際にどのようなことを行うのか知りませんでした。

今回はその「試掘」について紹介したいと思います。


■まず、「地下埋設物」とは?

「試掘」の紹介をするにあたり、まず「地下埋設物」について説明します。

地面の下に埋まっている様々な物の事を「地下埋設物」と呼びます。

地下埋設物の代表例は、上下水道管やガス管・電気ケーブル等があります。

これらの地下埋設物は何がどこに埋まっているのかを把握する為

「図面」の形で管理されています。

地下埋設物の写真

■試掘について

図面通りに地下埋設物が埋まっているかの確認を行う為、現場の地面を掘る事を「試掘」と呼びます。試掘を行う事により、実際の位置や深さ等を確かめる事が出来ます。


■もしも試掘を行わないと…

試掘を行わないまま工事作業を行ってしまい、誤って地下埋設管を損傷してしまうと

辺り一帯に停電・断水等の大きな被害が発生してしまいます。

その場合の損害賠償金額は数百万円から数千万円と言われています。

地下埋設管破壊事例

■まとめ

前述した様な事故を防ぐ為、工事対象地域の図面を入手し、

どの場所に何が埋まっているかの把握を行った上で更に試掘によって詳細な深さ等を確認します。

工事を行うにあたり、試掘は非常に重要な作業の一つとなっています。


【原稿作成:水工環境部、編集:広報委員会】




2021/03/09

急傾斜地や山奥でのボーリング資材の搬入


毎年、雨が多い時期になると、大雨の影響で斜面が崩れたニュースや、実際に斜面がブルーシートで覆われている様子をよく見かけるようになります。



私が所属する地盤調査部では、そのような地すべりが起こりそうな場所や起こってしまった場合に、その対策や原因を調査する仕事を行っています。
調査の方法として実際に地面に穴を掘って地質を調べるボーリング調査を行うことがあります。
災害関係以外にも、新しく建物を建てる場合や、トンネルを掘る際にも地面の強度を調べるためにボーリング調査が行われます。



ボーリング調査を行うためには調査に使用する機材を調査位置まで運ぶ「搬入」をする必要があります。
調査地点が平坦でトラックを横付けできるような場所であれば、特に大きな問題はないのですが、そんな場所で調査することは多くありません。足場の悪い場所や急傾斜の山奥で調査を行うこともあります。そのような場所に、重いもので300kg以上もあるボーリングマシンやポンプ等の機材を運び込み、設置する作業はとても大変です。一つの搬入方法として、大きな機材を分解し、モノレールに乗せて運ぶこともあります。



モノレールの設置さえ厳しい特殊な現場では、ビルの建設に使うような大型クレーンを使うこともありました。
急傾斜地や山奥でボーリング調査を行っている様子を見ることは、極めて稀であると思いますが、もし見かけることがあれば、どのように「搬入」したのか想像して頂ければと思います。

【原稿作成:地盤調査部、編集:広報委員会】

2019/06/05

初心者でも大丈夫


私は入社1年目の新入社員で、地理情報部の地質調査部門に所属しています。入社当時、私は畑違いの学問出身のため専門的な知識が一切無い状態でした。0からのスタートだった私は、ちゃんと仕事ができるようになるのかと不安でしたが、同じ部署の上司の方々だけでなく、他部署の方々からも優しく指導していただいたおかげで、自分が想像していたよりも早く、職場に慣れることができました。さらに、実際に現場で仕事内容の解説をしていただいたり、積極的に講習会に参加し、その報告書の作成、勉強会を行うことで、知識が早く身に付き、仕事内容が理解できるようになりました。

仕事に対して不安がある人や専門的な知識が少ない人でも、早く職場に慣れることができ、知識を身に付ける環境が整っていることが、シードコンサルタントの魅力の1つだと思います。

【記事:地理情報部 掲載:広報委員会】

2014/10/02

夜間地盤調査

広報委員会です。
季節が変化している中、体調を崩しがちですがみなさまお体は大丈夫でしょうか?
 先日、主に現場作業を担当する地理情報グループでは、夜間地盤調査を行いました。「ボーリングマシン」と呼ばれる機械で道路に10cm程度の穴をあけ、約10m下までの地面の状態を探りました。
 作業中で気になったのは無灯火の自転車の誘導です。信号も気にせず結構なスピードで作業スペースへつっこんでくるため発見が遅れがちです。
 ガードマンの協力もあり無事事故もなく終了しました。