ラベル 下水道 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 下水道 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023/09/28

ご当地マンホールをご存じですか?

 (大阪・関西万博デザインマンホール蓋)
■ご当地マンホールをご存じですか?
 ご当地マンホール(デザインマンホール)とは、地域の観光名所や特産品などが描かれたマンホール蓋のことで、中にはカラーのものもあります。近年では万博などのイベントや、ポケモンなどのキャラクターがデザインされたご当地マンホールも全国各地で設置されているので、一度はご覧になられた人もいるかと思います。

(滋賀県草津市のご当地マンホール。草津追分の道標が描かれてます)

■マンホールカードもあります
 また、ご当地マンホールのデザインの由来や設置時期などが書かれたマンホールカードがGKP(下水道広報プラットホーム)より発行されており、全国の市役所や上下水道局、観光案内所等で受け取ることができます。
(先輩に頂いたものと筆者が貰ったマンホールカード。裏面にはデザインの由来と設置時期が書いてある)

■外出や旅行の際に!
 ご当地マンホールは全国津々浦々に設置されているので、外出した際はマンホールに目を向けてみてはいかがでしょうか。






2021/10/11

マンホールトイレ知っていますか?

 


■災害時対応
最近は短時間集中豪雨や大型台風、大型地震、津波など自然災害が頻発していますね。
災害時に電気・ガス・水道といったライフラインが途絶えた場合は日常生活に支障をきたします。
その中でも停電や断水によってトイレが使用出来ない事による健康被害に対しては、少しでも被害を軽減するため、各自治体の指定避難所(公園や小学校等)などにマンホールトイレを設置することが促されています。





■マンホールトイレは、①直接公共下水道に流す本管接続流下型、②貯水管に水を貯め、排泄物と併せて一気に公共下水道管に流す貯留型などがあります。平常時に地下部分のみを準備しておくことで、いざという時、上部に仮設テントを設置するだけで使用可能となります。また、トイレ用水は設置場所付近のプール・井戸・川からの水を利用します。
自治体によっては、マンホールトイレを使用する際のテントの組み立て方やマンホール蓋の開け方などの訓練、マラソン大会等のイベント時に活用することで地域住民へのPRも行われています。


■公園や小学校の片隅に整列している小さなマンホールのふたを探してみてください。きっと災害時には活躍していると思います。


2021/01/06

家から排出された汚水は下水道の中をどれくらいの速さで流れているのでしょうか?

 

 

水工環境部では、水に関わる業務をしています。

下水道や水道の施設(管やマンホールなど)設計や浸水対策、施設劣化による検討など多岐に業務を行っています。



また、月1回ごとに開催される部内会議では、業務進捗報告や社内事項の把握や要望の聞き取りなどをしており、勉強会も行っています。勉強会と言っても壇上で公衆の面前で行う類のものではなくて、部内のメンバーに、自分の見聞きした情報を、その場で発表するといったミニ勉強会です。例えば、今回はこのような簡単な下水道クイズを出してみました。

『【問題】家から排出された汚水は下水道の中をどれくらいの速さで流れているのでしょうか。』

わたしのほか、若手技術者が業務に関して技術報告会を行ったりすることもありますよ。発表していくことにより技術力の向上と、お客様との応対で少しばかりでも役にたったらいいなぁとひそかに思っています。

部内会議では、若手技術者が業務に関して技術報告会を行ったりすることもあります。発表していくことにより技術力の向上と、お客様との応対で少しばかりでも役にたったらいいなぁ、と思っています。



ちなみにクイズの答えは、“人間が歩く程度の速さと同じくらい1時間に4km程度”です。

豆知識ですね。詳しく知りたくなって興味を持たれたら幸いです。


【原稿作成:水工環境部、編集:広報委員会】





2019/11/13

マンホールの中を見たことありますか?


マンホールとは、マン(man=人)ホール(hole=穴)と字のごとく人が入る穴です。
地中に埋められている下水道管を点検や掃除する時にその穴から作業をするための施設です。
地上からは写真のように丸い蓋しか見えませんが、蓋を開けてみると・・・

 
こんな感じ。結構深いところで下水が流れています。
お風呂の水を流すのと地中であることで水温は一年中温かいです。
 
(※注意)この先は虫が苦手内人は見ないでください!

 
 
 
 
 
 
 

 
一年中温かい、トイレ排水等栄養価が豊富、暗くて湿気が高い・・・そう、奴らにとっては格好の住処となります。
こんな感じで・・・
 
あまりにも極端だったので思わず写真取っちゃいましたが、こんなにいるのはマレですね。
勝手にマンホールの蓋を開けるのはやめておきましょう。

【原稿作成:水工環境部、編集:広報委員会】

2019/09/11

浸水対策

 
今年はあまり梅雨らしくない日が続いたかと思えば、台風の影響による梅雨前線の活発化で突然の大雨。そして、梅雨が明けてもまだまだ油断ができないのが、夏場に多く発生する「局地的豪雨」です。
 これは地球温暖化が要因と言われており、最近よく耳にする土砂災害や家屋の浸水、道路の冠水などの被害を引き起こします。
そこで最近、私たちの業務も大雨からの被害を軽減する浸水対策が増えてます。
浸水対策とは、簡易なものであれば土嚢や止水板ですが、道路面に降った雨水を地中に浸透させる透水性舗装、公園や学校の地盤面下を有効利用した雨水貯留施設、土地に余裕があれば調整池の設置、など色々あります。
 

調整池といえば、埼玉県の首都圏外郭放水路は壮大な地下神殿の雰囲気があり、テレビ番組や映画のロケ地として有名です。
地下にこんな巨大な空間があるなんて、まるでSF小説にでてくる地底人が実在するかのような異空間です。
この施設の見学ツアーは人気があるとのことですので、ぜひ見学に行って見てください。

私
たちが計画するのは、もう少し小規模な施設です。
過去に浸水被害が発生している市街地が多いため、主に学校内のグラウンドや公園内の地表面や地面下に計画します。
表面貯留施設はグラウンドや公園などが周辺の土地より少し低くなっていて、雨水を溜めやすい形状になっています。
 
 
雨水をためる貯留施設は、コンクリート製やプラスチック製の工場製作品の貯留槽や、現場でコンクリートを流し固めて作る貯留槽など種類も様々あります。
地下空間に雨水を溜めるタイプの施設は、工事中以外ほとんど見る機会はないと思いますが、地下構造物はこのようになっています。
 
この仕事につくまで、地面の下にこんなに大きな構造物があるなんて考えもしませんでしたが、最近は工事車両を見かけると何を造っているのか、つい足を止めてじっと見入ってしまいます。(作業員の方には不審がられますが・・・)
見慣れた街も子供のころに返って、いろいろなものに興味を持ってみると違う景色が見えてくると思います。
 
【原稿作成:水工環境部、編集:広報委員会】 
 

 



2019/07/26

縁の下の力持ち

車に乗っているときや歩道を歩いているときに、地面の下がどのようになっているかを考えたことはありますか?大きなビルやおしゃれな建物は人の注目を集めやすいですが、私達の業務はあまり人の目にふれることはありません。しかし、地面の下には、それら建造物を支えるための、私達技術者の苦悩があります。「蛇口をひねれば水がでる」、そんな当たり前を今一度、振り返ってみると、面白い世界があります。
 
 
水道技術の普及や発展を紹介するうえで、避けて通れないのが古代ローマです。古代ローマは、とても建設技術の高い時代としても知られ、映画「テルマエ・ロマエ」の題材としても取り扱われています。以前紹介させていただいた、フランスのポン・デュ・ガールもこの時代の建物であり、古代ローマでは、公衆浴場や水洗トイレ、地下水道も整備されていたそうです。ちなみに、世界で初めての水洗トイレは紀元前2200年頃のメソポタミア文明の頃からあったと言われています。約4200年前から水洗トイレはあったといわれます。快適な生活環境を維持していくうえで、水道設備はかかせません。綺麗な水を飲み、汚い水を安全に流す、という当たり前のことを怠ると大変なことになります。1850年頃のロンドンでは下水道が整備されておらず、生活排水を窓から捨てていたといわれます。そんな状況では、衛生状態がとても悪く、コレラ等の病気が蔓延していたといわれています。日本においても、工業廃水の垂れ流しを原因とした、水俣病やイタイイタイ病は遠い過去ではありません。水道設備がいかに大切かを考えさせられます。
 
この写真は以前紹介した人孔(マンホール)を製図したものです。人孔(マンホール)と人孔(マンホール)の間には水道管が通っています。今回は水道管の傾斜を0.34‰で書いています。この傾きはローマ水道と同じ傾きにしています。ぱっと見ただけでは傾いているのかどうかわかりません。いかに当時の建設技術が高かったのか窺えます。私たちは普段の業務では、地下の埋設物や地質、地形等の様々な諸条件を鑑み、地域の特性にあわせて設計に取り組んでいます。
 
 
日本の水道管の総延長は約65万kmあると言われています。これは地球16周分以上もある計算になります。イメージするのも難しいぐらい長い距離ですが、地面の下にはたくさんの水道管が通っています。日本の水道普及率は約97.9%とほとんどの家庭で水を使用することができると思いますが、こういった、膨大な水道インフラが私達の生活を支えています。 
安全な水が飲めるという当たり前が、いかに大切であり、たくさんの人の力で成り立っているのかを少しでも考えていただく機会になれば幸いです。世界で水道の水が飲めるのは15か国だけともいわれています。私たちは、そんな高い品質の水道技術を普及させるために、日々がんばっています。
 
【原稿作成:水工環境部、編集:広報委員会】
 
 

2019/04/24

大企業にない強み


シードコンサルタントには、総合建設コンサルタントという看板の通り、多様な部門のスペシャリストが所属しています。これは当社が様々な業務を受注できるという事以外に、業務上で他部門の知識が必要となった時、社内で解決できるという意味でもあります。

私は主に官庁の下水道設計に従事していますが、河川や道路の専門知識が必要になる事が多く、他部署の河川や道路の担当をしている社員に相談することが多々あります。

また、そのように他部署の社員に相談するという事が気軽に出来るという点も当社の特徴です。当社では社員同士の横の繋がりを重要視しており、社員旅行やゴルフコンペ、ランナー部等の業務外イベントを積極的に行い、社員同士の交流を促進しています。

当社は中小企業でありますが、風通しの良い横の繋がりは大企業に無い強みです。気軽に部署間を行き来でき、しばらく働いていれば自然と全員の顔と名前を把握出来る社員数という規模は、働く環境としてとても心地よいものだと思います。
 
【原稿作成:水工環境部、編集:広報委員会】

2019/01/16

水管橋が完成しました!

 
以前にも「水管橋」の記事を配信しましたが、今度は別の場所で、弊社が設計した水道管の橋(水管橋)が施工されました。
 
 
 
水管橋を川の上流側から撮影した風景です。
完成したのは平成30年3月末です。
(時季は違いますが桜がきれいですね)
水管橋が三角のジグザグに見えるのは強度を補強しているためです。 

 
水管橋の近くから撮影した風景です。
遠くからの写真ではジグザグに見えていた補強は実は複雑に作られています。
上側の2本は補強で、水道管本体は下側の1本だけです。
(細く見えますが、太さは15cmもあります)
手前側には銀色のゴングのようなものが見えます。これは「空気弁」と呼ばれるもので、水道管の中に入った空気を抜くための装置です。
ほとんどの水管橋に設置されているので探してみてはいかがでしょうか?
 
水道管は地中に埋めるため、水管橋のように設計した完成品を目にする機会は数少ないです。設計どおりに施工されている水管橋を見るのは気分がいいものです。
 
【原稿作成:水工環境部、編集:広報委員会】

 

2018/10/03

水管橋


みなさん「水管橋」って知っていますか?
水管橋とは、川や谷を超えて水を運ぶための橋であり、写真の「ポン・デュ・ガール」は約2000年前に古代ローマ人によって建設され、600年にわたり水を運び続けたフランスの世界遺産です。

 
日本では、岡山市にある明治37年建設の「京橋水管橋」が、現存する鋼製水管橋としては最古であり、国の登録有形文化財に指定されています。

 
そんな大きな水管橋とは打って変わって、今回当社が設計したのは「かわいいサイズの水管橋」です。
川幅も管径も小さいのですが、管は錆びにくい材質で、積雪地域であり保温のための凍結防止材を巻き、しっかりと水管橋としての機能を果たしています。
管の上にある銀色の四角い箱は「空気弁」と呼ばれるもので、管内の水に含まれる空気が少しずつ分離することで水の流れが阻害されるのを防ぐための空気抜きです。
空気弁の横にある扇状の柵は「歩行防止柵」と呼ばれるもので、人や動物が管上を歩くのを防ぐために設置しています。
 
水管橋の工事と合わせて橋の前後の道路も綺麗に舗装され、景色も違って見えたりします。
皆さんも橋を通るときには、この「水管橋」にも注目してみてください。
 
【原稿作成:水工環境部、編集:広報委員会】