2019/10/09

道の駅と地方創生


夏季休暇の一日、家族で最寄りの道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」に遊びに出かけました
昨今、道の駅で農産物販売と地元グルメが大人気ということで期待していざ入店!

 
南山城村にこんなに多くの人居ただろうか?
とにかく、人・人・人。ランチは14組待ちとのことであきらめました。
 

 
それにしても、どこを見ても、お茶・お茶・お茶と特産品の村茶とその関連商品の押し感が半端無く、名前に偽り無しといった所です。
村茶のかき氷とソフトクリーム、色の濃さ物語る濃厚さ。とても美味しかったです。 
 
 
道の駅の対側は一面の茶畑となっています。
 
 今回ブログを担当するにあたり過去のブログを見ると、奈良県吉野郡大淀町にある「道の駅吉野路大淀iセンター」の記事があり、20年前の新入社員時代に先輩社員と夜遅くまで一緒に図面を描いていたことを懐かしく思いました。道の駅はドライバーのトイレや休憩施設として利用されてきましたが、吉野路大淀iセンターは、特産品等の販売、特産品を用いた飲食店の運営、地域の情報発信拠点として重要な位置付けがされていました
人口減少に伴う地方部の過疎化・高齢化は、これからその影響が顕著になってくると思います。今回訪れた南山城村は京都府唯一の村と非常に小さな規模の「まち」ですが、限られた資源を最大限に活かした特産品であるお茶のブランディング、雇用の創出、地域の活性化、また地域のコミュニティ拠点として、「お茶の京都みなみやましろ村」は成功していることを感じました。
地方都市の活性化や地方創生を掲げて何かを造ろうとした時、どうしてもゲートウェイ型の仕掛けに目が行きます。結果、地方のお金は大都市に集まり、地方には還元されにくいといったことも見られます。今回地域内循環型の取り組みに触れて(食べて、買い物をしただけですが)、過疎化だろうが高齢化だろうが、それぞれの地域に活力の種とそれを育てる仕掛けはあって、上手く育つかどうかは、地域努力と、我々地方コンサルタントの力も必要不可欠だなあと思う一日でした。
 
【原稿作成:都市開発部、編集:広報委員会】

 

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