2019/10/01

産官学連携による三次元データを使った共同研究プロジェクト(中間報告)


弊社で取り組んでいる産官学連携(シードコンサルタント・大山崎町・近畿大学)による共同研究とは、昨今建設業界でも(その他業界でも)よく話題に取り上げられている、ドローンやレーザスキャナを使った三次元デーによるICT土工やCIM/BIM といった新技術に関するものです。

下の写真は地上レーザスキャナの個体差を検証する実証実験の様子です。

 

実験では大山崎町職員の方々、近畿大学の皆様、業者である私達との間で様々な意見交換が出来ました。 
私達は普段、仕事に関する技術や情報、業界に関する動向にはアンテナを張っていますが、このように違う業界の方々の考えや意見を聴くことはあまりありませんので大変貴重な時間でした。また、共同研究に関する共通のイメージも持てたのではないかと思います。
 
 

こちらは社内でのデータ整理の様子です。(モニター画像=三次元データ) 
オペレータによって各種データの作成を行います。(弊社ではドローンや地上レーザスキャナなど新技術による計測も行っています)
今回は共同研究用のデータを作成しました。
 


 
これらのデータは近畿大学小川研究室の皆様によって引き続き研究がなされています。
下の写真は先日弊社で行われた近畿大学の学生さんによる中間報告の様子です。
プレゼンがとても上手で社会人である私達の方が感心させられました。


 
弊社での中間発表を行ったのち、大山崎町役場でも現状についての中間報告を行いました。 運用される立場の方々の意見やニーズを頂戴し、今後の研究にフィードバックする事を目的としていましたが、イメージだったものが、少しずつ形になっていく過程を共有出来たのではないかと思います。(関係者の皆様、貴重なお時間ありがとうございました)


 
今現在も共同研究は続いているのですが、今後この共同研究によって得られた技術やノウハウが社会のニーズに応えられる事を願いつつ、技術者個人としては新しいことに取り組んでいるというワクワク感も楽しみながら取り組んで参りたいと思います
新しい結果が出て参りましたら続報をお届けいたします。
 
【原稿作成:地理情報部編集:広報委員会

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