奈良市防災センターでは、定期的に様々な応急手当講習が実施されています。
当社では、『安全管理の強化』を目的として、2年に一度『普通救命講習』に参加しています。
※再講習の時期は、救命技能の維持向上のため、2年毎の受講が推奨されています。
始めに、講義形式で心肺蘇生の操法やAEDの使用手順についての説明を受け、救命処置の流れについて学びました。
講義後、緊急時を想定した形で、人体模型を用いて実際に救命処置の操法について実習を行いました。
まずは心肺蘇生の操法(胸骨圧迫・人工呼吸)について学ぶのですが、これがなかなか上手くいかないもので、圧迫を行う箇所が的確でなかったり、気道確保が適切に行えていないことで肺まで上手く空気が送れなかったりと苦戦している人もいましたが、繰り返し練習することで勘を取り戻し、最後には皆的確な処置が行えるようになりました。
当社では、全社的な安全管理の向上に繋がればと、現場作業を行う社員だけでなく、女性社員も積極的に参加しています。
続いてAED(自動体外除細動器)の使用手順について学びました。
日常生活においてAEDを使用することは、非常に稀なことかもしれません。
しかし、いざそのような状況に遭遇しても慌てず、適切な処置が行えるよう、心肺蘇生の操法と同様に繰り返し練習することで、的確な処置が行えるようになりました。
※AEDは、初めての人でも簡単に扱えるように設計されているそうです。
救命講習は以上で修了となり、参加者は全員無事修了証を受けることができました。
救命処置に伴う操法は、傷病者に対してより最適な処置が行えるよう、5年毎に改善のための見直しが行われているそうです。
業務における現場作業での事故発生時や日常生活で遭遇する事故現場、また災害発生時等の有事の際に習得した救命技能を活かせるよう、今後も積極的に参加していきたいと思います。
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