豪雨の日、今にも溢れそうな川を見たことがありますか?台風の日、住んでいる地域の川がテレビ中継されている映像を観ると氾濫しないかと不安になります。
堤防が壊れる・道路に水が溢れるといった被害が発生する事もあります。このような事態を起こさせないために、どのような対策が考えられるでしょうか。
今回はその対策の1つである 河川の浚渫(しゅんせつ) について紹介したいと思います。
■浚渫とは
「浚渫」とは氾濫を起こさないようにする対策手段の一つです。
豪雨や時間の経過等により積もった土砂を放置すると、川の断面が小さくなり大雨が降ったときに溢れる可能性が生まれます。これを防ぐ為、河川の底面に溜まった土砂を取り除くことにより必要な流量を確保することができます。
■調査の様子
どの程度の土砂が溜まっているのか調査を行います。実際に川に降りて土砂の量を測ってみると、本来の河床より掘れていたり、草だけが高く伸びていたりと浚渫の必要がない箇所も判明しました。
■私たちの仕事
河川の仕事と一言にいっても、構造物の設計や修繕だけでなく、今回の浚渫のように河川のメンテナンスを計画する業務もあります。
川は町の景色や安全に大きく影響します。現場に足を運んで様々な計画を立てるこの仕事は、自分にとってとても身近に感じられます。
今回の記事を読んで頂いたことで、少しでも河川の仕事に興味を持っていただけたら嬉しいです。
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