2015/03/17

流量観測業務と堆砂測量

こんばんは広報委員会です。
今日は先ごろ納品させていただいた河川の流量観測業務と貯水池の堆砂測量についてご紹介したいと思います。
まず河川の流量観測とはどんな仕事なのか簡単に説明させていただきます。
河川の同じ地点の流速(水の流れ)を年間を通して計測し、その時の水の断面積に掛けることによって流量を算出します。
算出された水位・流量を元に水位と流量の関係を計算できる『流量曲線式』を作成します。
この流量曲線式に水位を代入すると、流量が求められ、河川の整備計画ですとか、台風等の防災計画に使われています。
次に貯水池の堆砂測量ですが、こちらは貯水池の断面形状を決められた地点で定期的に計測することによって、貯水池の底にどれだけの堆砂があるかを調べる測量です。
陸部の測量と水面下の測量からなり、水面下は音波測深機を使って湖底までの深さを測ります。
*写真は流速計を使って流速を測っているもの(ゴムボート)と音波測深機を使って(アルミボート)水深を測っているところです。
私が所属する地理情報部では様々な地理的情報を調査しています。今後また少し変わった調査がありましたらご報告させていただきたいと思います。
*平成26年度実績ー河川数7河川 観測所9地点 貯水池1箇所
(広報:木村)