2015/02/19

講習会×2

広報委員会です。
 2/10に立命館大学にて「近江盆地の地盤と活断層」の講習会、2/18に奈良大学にて「オープンデータとGISで考える地域の姿」の講習会に参加しました。
 「近江盆地の地盤と活断層」講習会
 近江盆地は滋賀県内の日本一大きい湖である琵琶湖を中心として、周辺の山地と活断層にて区切られて作られて長い時間をかけて出来た低地です。近江盆地は琵琶湖に流入する100本以上の河川と1本のみ京都・大阪へ流出する河川があるという非常に珍しい地域でもあります。そのため地下を構成する地盤もバラエティに富んでおり、また、花折断層や琵琶湖西岸断層帯という琵琶湖の西側、比叡山の横を南北に走る断層は地震を起こす可能性が高い活断層でもあります。そんな近江盆地の地域ごとの地盤の特徴や活断層の解説が聞けました。
「オープンデータとGISで考える地域の姿」講習会
 GISは今ではパソコンやスマホにて当たり前に使用しているGoogleMapやYahooMapなどに代表される地図ソフトなどのことで、GISを使用して、国・県・各自治体などが提供している地域の人口や進学率、トイレの位置やバスルートなど様々なデータに地図上へ載せるための緯度経度などが組合わさることで二次利用可能なデータとなる「オープンデータ」を利用することで地域の医療や防災、企業戦略に生かすことが出来るというこれからの「夢」の話を聞いてきました。
近江地盤は「過去」からの情報の話で、オープンデータの話は「未来」の話といろいろ刺激を受ける講習会でした。
見えない地下の地盤情報やGISについても当社にご相談ください。
URL:http://www.seedcon.co.jp/
(広報:西浦)