2025/08/18

UAV(ドローン)を活用した災害対応の訓練に参加しました!


 被害の拡大を防ぐために

  緑豊かな自然が広がる紀伊半島では、台風のたびにさまざまな災害が発生しています。なかでも記憶に新しいのが、20118月に発生した「紀伊半島大水害」です。この災害では山の斜面が大規模に崩れ、土砂が河道を塞ぐ河道閉塞と呼ばれる現象が各地で発生しました。

  このような状況は下流域にも大きな被害をもたらす可能性があるため、早急な調査と対応が求められました。

■いままでは人が歩いて調査していた!?

 従来、災害現場では調査員が徒歩で現地調査を行っていました。しかし、崩壊地には二次災害の危険が伴い、近づくことができないケースも多くあります。

 そのため、代替手段としてヘリコプターを使い、上空からレーザーを照射して地形を計測する方法が用いられてきました。

 ただし、ヘリコプターは揺れや風の影響を受けやすく、測定データに誤差が生じるリスクもあります。そこで注目されたのが「無人航空機=UAV(ドローン)」です。今回は、そのUAVにカメラを搭載して調査を行う訓練が実施されました。


(弊社所有のドローン)

UAV(ドローン)は第一線になりつつある

 UAVの離着陸地点は、崩壊地から少し離れた安全な場所に設定します。

 離陸後は、事前に設定されたルートに沿って、自動で航行・撮影を行いその映像は、衛星回線を介して国土交通省の事務所へリアルタイムで送信されます。

 この訓練では、「人が直接崩壊地に赴くことなく、現地の状況を把握できる」という目的において、UAVの有効性が確認できたといえます。


(Car-Sat ・モニタ)

■訓練を通じて実感する、UAVの有用性と可能性

 当日は、奈良テレビ放送による取材も行われました。
これをきっかけに、より多くの方にUAVの存在やその活用方法を知っていただければと思います。

 従来の調査手法と比べ、UAVを活用することで「安全性の向上」に加え、「迅速」「正確」「省人化」といった多くの利点が期待できます。

 UAVによる計測や調査の技術は、今まさに急速に進化しており、シードコンサルタントでもその技術を活用し、普段の測量業務に取り入れています。私自身も学ぶべきことが多く、日々の情報収集を欠かさず取り組んでいます。


2024/09/30

社内にて「防災訓練」を行いました

9月中旬に防災訓練を実施

  当社では毎年9月頃に防災訓練を行っております。

 訓練では、社員で構成されている「自衛消防組織」の役割や「消火器・排煙装置・防火扉」等の消防設備の性能や使用方法について改めて確認を行いました。

 今年は消防署よりお借りした「訓練用消火器」を使用し、より実践的な消火訓練も実施しました。

(防災訓練で座学を行っている様子)

■防災設備の操作方法確認

座学の中で「自衛消防組織」「各防災設備」について学んだ後、社内に設定されている実物を確認・操作を行いました。平常時は触れる事がない設備である為、防災訓練は非常に重要な意味を持っております。

 「訓練用消火器」を用いた訓練では、安全栓を引き抜く・ノズルを外しレバーを引く・放水を的に当てるという一連の流れを確認しました。訓練用ではありますが消火器の重さ・取り回しの難しさ等を実体験する事が出来ました。

(排煙装置を使用している様子)

(防火扉の開閉訓練 押してから引くのがコツ)
(訓練用消火器を使用している様子)

■防災発生時に冷静な行動を取る為に

 災害発生時に適切な行動を取るためには今回の様な訓練や安全教育の実施が重要となります。平常時から出来る事を行い、安全・安心な職場環境作りをすすめて参ります。



2024/08/19

【8月29日(木)】『就職応援フェア 奈良県合同企業説明会』参加のお知らせ


■就職応援フェア奈良県合同企業説明会に参加します!

ならジョブカフェ主催の「就職応援フェア 合同企業説明会」に弊社も参加します。

奈良県の企業40社が集結する大規模イベントです。

午後開催の第2部 企業ブース<4番>にて、皆様の訪問をお待ちしております!

この機会に是非弊社の事を知って下さい!!


◇開催日時 令和6年8月29日(木) 13:30~16:00(受付13:30~)

◇開催場所 ミグランス 橿原市役所分庁舎 (橿原市内膳町1丁目1番60号)

  (近鉄大和八木駅 徒歩3分)

  ※詳細は下記のHPにてご確認下さい。

◇対象者    大学(大学院)、短大、高等専門学校、専修学校、専門学校生

      留学生、既卒3年以内の求職者、若年求職者 








2024/07/01

「亀の瀬地すべり歴史資料室」に行ってきました!

亀の瀬地すべり歴史資料館

お洒落なカフェのような外観

亀の瀬とは?

亀の瀬は大和川が奈良県から大阪府に向かって流れる谷間にある地域であり、古くから度々地すべりによって大和川を堰き止めてしまい、奈良県及び大阪府に甚大な被害をもたらしていました。

60年以上の対策工事により、現在では地すべりはほとんど発生していません。これまでの地すべりとその対策工事の歴史を後世に残すための施設「亀の瀬地すべり歴史資料室」があり、今回はその中の「亀の瀬インフラツーリズムガイドツアー」に参加させて頂きました。

実際に対策工で使用されている道具も見させていただきました。

歴史資料館にはジオラマがあり、地すべり対策やその周辺環境を表現している他
過去と現在の比較表現も取り入れて展示されています。

とても広い範囲で地すべりが起きており、
人間の力でこれを止めるために大変な時間と労力がかかっています。

充実の90分間
 90分間のガイドツアーでは「亀の瀬地すべり歴史資料室」の他、地すべり対策に作られた「排水トンネル」や昭和7年に崩れてしまったJR関西本線のトンネル「旧大阪鉄道亀瀬隧道」など、様々な施設を案内していただきました。
 特に「旧大阪鉄道亀瀬隧道」ではトンネルの内壁を利用した亀の瀬の歴史を体感できる約7分間の素敵なプロジェクションマッピングがあり、大変充実したツアーとなりました。

排水トンネル内の大きな縦穴を下から見上げるのは圧巻の一言。
排水トンネルの中は夏でも肌寒い為、調節できる服装で行くのがオススメです!

明治25年に開通したレンガ造りのトンネル
昭和6年に地すべりで崩壊し平成20年に地すべり対策事業の中で偶然発見されたそうです。災害史、交通史からも貴重な構造物であり、歴史を感じる素晴らしい体験になりました。

トンネル内でのプロジェクションマッピングでは、
地すべりの歴史や龍田古道の四季が表現されておりとても美しかったです。
また、トンネルの内壁を使っているため、全方位楽しめる点も
希少な体験として記憶に残るものでした。

職員及びボランティアのみなさんありがとうございました!

亀の瀬インフラツーリズムガイドツアー」は無料でありながらも、参加させて頂いた社員一同からとても好評であり、老若男女誰でも楽しめる素晴らしいツアーであると感じました。

このガイドツアーは一般の方々も参加できるツアーですので、お時間のある方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?

【ガイドツアーの概要及び予約ページ】

https://kamenose-infratourism.jp/

亀の瀬地すべり歴史資料室の職員及びボランティアガイドの皆さん本当にありがとうございました!




 

2024/04/02

令和6年度入社式


■2024年4月1日 春めいた気持ちの良い陽気の中、入社式を執り行いました。

■今年は2名の新入社員が入社しました

1週間の社内研修では各部署の業務に関する事や、新社会人を対象としたセミナーの受講等で基礎的な事を学び、その後配属部署で勤務がスタートします。

社会人生活のスタートに期待や不安はあるかと思いますが、これから一緒に頑張りましょう!


(普段業務で使用している「ドローン」での記念撮影)




 

2024/03/08

弊社ホームページをリニューアルしました

弊社ブログをご覧いただきありがとうございます。

この度、弊社のホームページをリニューアルしましたのでお知らせします。

より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を全面的に見直しました。

これまで以上に、お客様に有益な情報をお伝えできるよう努めて参ります。

リニューアルに伴うURL変更

リニューアルに伴い、セキュリティ向上を目的にURLの変更を実施しました。

ブラウザの「ブックマーク」「お気に入り」等に登録されている場合は、URL変更をお願いします。 

◇新URL https://seedcon.co.jp/ 


なお、旧アドレスやブックマークでも継続して使用可能です。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。




 

2024/03/01

【3月7日(木)】『就職応援フェア 合同企業説明会』参加のお知らせ



 ■就職応援フェア奈良県合同企業説明会に参加します!

ならジョブカフェ主催の「就職応援フェア 合同企業説明会」に当社も参加します。

奈良県内に拠点を構える企業100社が集結する大規模イベントです。

企業ブース<86番>にて、皆様の訪問をお待ちしております!

この機会に是非当社の事を知って下さい!!


◇開催日時 令和6年3月7日(木) 12:0016:00

◇開催場所 奈良県コンベンションセンター (奈良県奈良市三条大路1丁目691-1)

  (近鉄新大宮駅 徒歩10分)

  ※詳細は下記のHPにてご確認下さい。

◇対象者    24・25年卒の大学生(大学院)、短大、高等専門学校、専修学校、専門学校生

      留学生、既卒3年以内の求職者、若年求職者、26年卒以降の大学生等

◇主催者HP  『就職応援フェア 合同企業説明会』URL